《汝ら静まりて我の神たるを知れ》
詩編46編10節
列王紀前書19章12節 『静かな細い声が聞こえた』
イザヤ書14章7節
『全地は休みを得て穏やかになり、悉コトゴトく
声を揚げて(讚美の歌を)歌う』
30章21節 『あなたが右に行き、あるいは左に行く時、
その後方から「これが道だ、これに歩め」と
いう言葉を耳に聴く』
マタイ伝14章13節~14節 『イェスは…船に乗ってそこを去り、自分
独りで寂しい所へ行かれた』
マルコ伝1章35節~45節 『早暁前にイェスは起きて寂しい所に行き
跪いて祈っておられた…』
6章31節~32節 『あなたがたは人を避けて寂しい所に行き
暫シバシ
休むがよい』
ルカ伝 5章16節 『イェスは寂しい所に退いて祈っておられた』
9章10節 『イェスはベッサイダへ密かに退かれた』
★ 物も人の心も共に目まぐるしく代わり続ける忙しい世に私たちは生きています。
どうりで大勢の人々が心に深い傷を負い、いろいろと心を病んでしまうのです。
過労死という言葉が話題になり、自殺する人が増加し、燃え尽き症候群という単語
が若い牧師たちの間でも語られているようです。
★ イザヤ書14章7節には、現在と同じように、背信に満ち溢れていた悪い時代にも
かかわらず、イザヤは、全地が休みを得て穏やかとなり、悉く残らず全世界が創造主
なる神に讚美と喜びの歌を歌い挙げると記しています。
(脱線ですが、12節以下の数節は、悪魔に関する言及ではないかと考えられている
箇所です)
★ 燃え尽き症候群に捕えられてしまったなと感じる時には、イェスが模範を示され
たように、己が心を静め、神の声に聴く耳を整え、正面からではなく、大きなもので
もなく、目にも見えないで、むしろ後ろから細い声で語りかけて下さっている神さま
の御声に謙虚に耳を傾ける必要があると思うのです。 如何なものでしょうか?
=汝ら静まりて我の神たるを知れ。=
=我は諸々モロモロの国のうちにあ崇アガメ
られ全地に崇められるべし。=
詩編46編10節 文語訳聖書